エニアグラム学びの5段階

エニアグラムを学ぶことで人は変化していきます。

その変化に、段階があると私は思っています。

目次

学びの5段階とは

①自分のタイプを知り、自分の素晴らしさを充分味わい、ありのままの自分で良いのだと実感する期間。

②自分の性質、タイプの特性がわかり、他のタイプの性質もわかるようになることから、自分を基準として、他の8タイプを見る期間。

『どうしてそんな風に考えるのだろう』『ここは直した方が良いのに、何故気づかないのだろう』などと、自分を基準にして他の人を直したくなる。

他のタイプの嫌なところが目についてしまい、気をつけないとエニアグラムが分離に使われる期間。

③真からの自己理解、他者理解

自分のセンターからの囚われ、自分のタイプからの囚われ、それによって、自分が苦しんできた、悩んできた、その理由がわかってくる。

自分のことに深く気づくほど、比例して他人のこともわかるようになる。

自分が苦しいのだから、他のタイプの人も、突き動かされている理由、動機はそれぞれ違うけれども、皆そのタイプなりの辛さや苦しみがある。
そして美質や喜び、尊さがある。

『自分のタイプも他の方のタイプも、それぞれの悩み苦しみがある。それぞれの美質、喜び、尊さを持っている』

④俯瞰して自分を見られるようになる期間

自分のタイプ、自分のセンターを超えて、自分を含め他の9タイプのことを真上から俯瞰して見えるようになる期間。

自分のタイプ、センター以外の視点から、物事を見たり考えられるようになる。

(例・ガッツセンターの場合は、ガッツセンターの特徴である正義感、自分は真実を知っている、という感覚を手放し、ハートやヘッドの見方もわかり、すべてのセンターを掌握した上で物事が見れるようになる。

ハートセンターの場合は、自分のイメージを大切に生きている、自分が人に見てもらいたい姿(無意識に)、親切な人、素敵な人、世界でたった1人の人、そう見てくれる人が好き、そう見てくれる人を真の理解者であると感じる。そのことに気づき、その自己認識を超えて、ガッツやヘッドの見方もわかり、すべてのセンターを掌握した上で、物事が見れるようになる。

ヘッドセンターの場合は、この世は怖しいことがたくさんある。生き抜くためには、賢くなければならない。観察し、情報を得て、どのように生きるのが得策かを考え取捨選択しながら生きる。損得が見えるため、損をしないように生きている。その頭が1番という思い込みを手放し、ハートやヘッドの見方もわかり、すべてのセンターを掌握した上で、物事が見れるようになる)

⑤すべての人の心の中に、命のタイプであるエニアグラムタイプの輝きが見えるようになり、その輝きを本来のその人の姿だと捉え、そこから付き合えるようになっていく。

(現在があまり良い状態でなくても、表面のその方の状態を見るのではなく、心の奥に輝いているものを見て接することが出来る)

この段階は、私が経験してきた段階を書きました。トータルで20年位かかっています。(まだまだ発展途上ですが)

今まで見てきて、エニアグラムを学ぶ方々で、1段階や2段階で終わってしまう方は沢山います。(ほとんどかもしれません。)

もちろん、その方たちは、自分が1段階や2段階で終わっているとは気づいていません。

自分でもエニアグラムをやめようと思った時期は②の段階の時です。

それは、エニアグラムをやればやるほど、人は性格が悪くなるのではないかと、自分を含め、そのように感じていた時もありました。

しかし、それを思いとどまったのは、エニアグラムは決して分離のためにあるものではないはずである、ということです。

エニアグラムは自己成長のためにある、霊性の成長、人間としての成熟、統合のためにある古代からの叡智である。

だから分離のために使われたり、閉塞感のある状態になった時は、自分の使い方が間違っている。本来のエニアグラムから外れている、という警告。

人の意識は奥底でつながっている。命は根底でつながっている。

人の命の欲求とは、『人は皆、ありのままの自分を受け入れられ大切にされ、愛され、そして誰かの役に立ちたい。』

それがタイプを超えて、人の心の奥底にある欲求である。(と私は鈴木秀子先生に習い育ちました)

エニアグラムが伝えているのは、人として生まれるとき、人にとって必要なエネルギーが9つある、その中のたった1つを持って生まれてくる。

それは何故か。

それは、自分はどんなに頑張っても9分の1の存在であるから、
あとの9分の8は他の人に助けてもらう。

自分は自分の持っている宝石を輝かせ、それを差し出す。

それぞれのタイプの人が、自分の宝石を輝かせ、差し出す、それが集まれば完璧なものを生み出すことができる。

エニアグラムは、そのために9つに分かれている、と伝えている。

決して自分1人ではできない、けれど、他の8人の力を借りれば完璧なものを作ることができる。

わざわざそのことを経験するためにエニアグラムはある。

そのエニアグラムの本質を意識し、そこから物事を見る、考える。

今でも分離感が出てきたら、必ずそこに立ち帰り、そこから考えるようにしています。

・では、自分の持っているタイプの宝石を輝かせるためには、どうしたら良いのか?

その鍵は、自分の心を見ることである。内観である。

自分が今、何を感じ、何を考えどう行動するか、

それを常に、自分の心に聞く、自分の心を見る。
 
自分の心の外側、起きてくる出来事に焦点を当てるのではなく、何か出来事が起こった時に、自分の内側に焦点を当て続ける。

エニアグラムは最終的にそれを伝えている、と私は思っています。

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