(株式会社ワイ•イー・シー取締役)
日本エニアグラム協会の会員になった理由や、エニアグラムを学ぼうと思ったきっかけを教えてください。
20年以上前にエニアグラムに出会いました。その時は会社でマーケティングを実践していたのですが、マーケティングは売上をいかにして伸ばすかという数字の話で何か足りないなと思っていた時でした。よく考えて見るとマーケティングを実践するのは人であり、人に対して何をすべきかなどという考えを全く勉強する機会もなかったことを覚えています。ちまたにあるリーダーシップ理論などはどうもしっくりしない。人をどう使うかがその根幹にあるような気がしていました。その点エニアグラムは合理的で、累計化されているので、良いと思われました。そして僕はタイプ3だと思っていました。なぜなら企業が理想とするリーダー像はまさに成功を導くリーダーであり、成功こそが使命であったからです。そして実際に、エニアグラムを使っていろいろなタイプがあるんだというセミナーと自己分析を会社のチームでやってみました。ところがエニアグラムで必要なのは自己開示なのですが、会社でなんで自己開示しなきゃならないのかという反発もあり失敗に終わりました。それ以来エニアグラムからは遠のいていました。会社を引退し(まだ別の会社で働いてはいますが)いろんなことをチャレンジしているうちにいろんなことを学びました。会社を動かしているのは、実は指示命令だけではなく、別の動機がありそれは上下関係のないフラットな関係がモチベーションをもたらしています。そこで行われているのはダイアログ(対話)です。人間関係が、組織を支えているなどなど。そんな企業内環境が、出揃ってきています。エニアグラムもそんな中で使えないかと思い始めた時に、片岡さんから協会設立の話を聞き、また学び直してみようと思い始めました。
実際に日本エニアグラム協会で学ばれて、どんな気づきや体験がありましたか?
まず私はずっとタイプ3だと思い込んでいました。しかしながら、片岡さんから「ブンさんにはもっとピッタリのタイプがあるはず。」と言われて目から鱗でした。企業人として目指すのは成功、それを追い求めるのは当たり前という考えが吹っ飛びました。どうも違ったようで、改めてタイプ9であるということになりました。実はその方がしっくりくると自分でも追認しました。それからいろんなことがわかってきました。他人はなかなか変えられないけれど自分は変えられるのだとは思っていたのだけれどもなかなか実践できていませんでした。それがタイプの違いがわかってくると、自分が変わらなければ伝わらないということも、体験的にわかってくる。コミュニケーションのやり方が変わってきたなぁと思えるようになりました。
私たちが学ばなければならないのは自分の魂の成長であるはずです。固定した見方から多面的な見方へ、自らを疑ってみる姿勢、目に見えないものにこそ真理がある…..。まだまだ解き明かされていないものはたくさんあります。哲学的な問いを常に持つことで、魂の成長を目指して行きたいと思っております
日本エニグラム協会のおすすめポイントは何ですか?
自分の人生の中で、本当に何が大切なのかを実践的に学べることです。それはタイプの認識を超えてその背後にあるなにかの存在をおぼろげながら感じることができるということではないでしょうか?
